富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は2016年12月21日、ワークフロー機能を備えたコミュニケーション基盤を構築するSIサービス「ワークフロー・業務文書基盤構築サービス」を開始した。販売目標は、1年間で1億円。

ワークフロー・業務文書基盤構築サービスの概要
ワークフロー・業務文書基盤構築サービスの概要
(出所:富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ)
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 米マイクロソフトの文書管理サーバーソフト「SharePoint」と、SharePointのワークフロー機能を強化するアドオンソフト「Nintex Workflow」(米ニンテックス製)を組み合わせてコミュニケーション基盤システムを構築する。

 Nintex Workflowのアドオンによって、申請・承認・否認だけでなく、申請の差し戻しや取り戻し、代理申請、代理承認などができる。承認の状況をフロー図上で確認することも可能である。

 Nintex Workflowは、富士通グループで実際に利用した実績がある。社内の業務プロセスを自動化し、業務を効率化したとしている。富士通SSLは今回、Nintex Workflowの社内実践から得たノウハウを生かしてSIサービスを体系化した。

ワークフロー・業務文書基盤構築サービスのメニュー構成
メニュー価格(税別)概要
スタートアップサービス150万円からSharePointの典型的な汎用サイト構築、ワークフローテンプレート導入など、ユーザーがすぐに使える環境を整える
ワークフロー導入サポートサービス200万円から現場の業務プロセスを自動化するワークフローの検討から導入までを支援する
サイト構築サービス200万円からポータル/チームサイト構築、ワークフローテンプレート構築などSharePointサイトの構築を支援する
業務文書管理サービス200万円から文書情報管理士が組織のキードキュメント管理状況を可視化し、適切な管理方法を提案する
テクニカルサポートサービス月額19万80000円からSharePointとNintex活用に関する技術的な質問に回答する
運用保守サービス月額19万8000円からSharePointとNintex環境の運用保守を代行する