NTT東日本は2016年12月21日、フレッツ・キャストの新品目として「エントリープラン」、新付加機能として「配信エリア拡大オプション」「独自ドメイン管理オプション」の提供を2017年1月4日に開始すると発表した。

 エントリープランは、低利用・小容量のデータ通信での利用を想定した。100Mbpsシングルクラス・ユニキャスト通信に機能を特化して提供する。

 配信エリア拡大オプションは、全国のエリアに対してデータ配信などを行いたい事業者向けに提供する。独自ドメイン管理オプションは、事業者が保有するドメインを「フレッツ・キャスト」で利用できるようにする。

 フレッツ・キャストは、映画・音楽などのコンテンツを「フレッツ 光ネクスト」などの契約者にIPv6アドレスで大容量配信を行う事業者向けのネットワークサービスとして、2008年から提供されてきた。「パブリッククラウドでの社内システム利用」や「B2Cコンテンツ配信利用」が主要な利用シーンである。今回の新品目および付加機能の提供は、「より多くの利用シーンで事業者にフレッツ・キャストを利用してもらいたい」という考えから実施したという。

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