日本マイクロソフトは2016年12月20日、同社の樋口泰行氏(執行役員 会長)が2017年3月31日付けで退任すると発表した(写真)。同年4月1日付けで同社顧問に就任する予定である。

写真●2017年3月31日に会長を退任する日本マイクロソフトの樋口泰行氏
写真●2017年3月31日に会長を退任する日本マイクロソフトの樋口泰行氏
(撮影:井原 敏宏)
[画像のクリックで拡大表示]

 樋口氏はアップルコンピュータ(現アップル)、日本ヒューレット・パッカード、ダイエーなどを経て、2007年3月にマイクロソフト(現日本マイクロソフト)にCOO(最高執行責任者)として入社。2008年4月に同社社長となり、7年3カ月務めた間に日本法人の業績を先進6カ国の子会社中で1位に押し上げる成果を出した(関連記事)。

 その後、2015年7月に社長を退任して代表執行役 会長に就任。翌2016年7月には執行役員 会長となっていたが、マイクロソフト入社からちょうど10年となる節目に退任することを決断したという。