ニールセンは2016年12月20日、2016年の国内インターネットサービスの利用者数ランキングを発表した。利用者数が最も多かったPC向けサービスは「Yahoo!」で、ニールセンがが国内調査を開始して以来の1位。スマートフォンアプリは「LINE」が4年連続の1位となった。
PC向けサービスの利用者数TOP10は、2015年のTOP10のうち9サービスがランクインしており、大きなランキングの変化は見られなかった。ランキング1位のYahoo!は、月平均3412万人が利用しており、2位の「Google」の同2217万人よりも約1200万人多かった。3位はMicrosoftの同1807万人、4位はMSN/Outlook/Bing/Skypeの同1800万人、5位は楽天の同1711万人だった。
スマートフォンアプリ利用者数TOP10は、10サービスのうち9サービスで利用者数が2ケタ増になった。特に1位のLINEは同4353万人が利用しており、対前年増加率は18%と2~6位のサービスの成長を上回った。2位は「YouTube」の同2716万人、3位は「Google Maps」の同2710万人、4位は「Google Play」の同2697万人、5位は「Google app」の同2522万人。
新作スマートフォンアプリのうち、2016年10月時点で最も利用者数が多かったアプリは「Pokemon GO」だった。リリース当初の7~8月は利用者数TOP10に入る健闘を見せ、2016年10月時点でも1126万人が利用していた。2位は動画コミュニケーションアプリ「スノーSNOW」が382万人、3位はインターネットテレビアプリ「Abema TV」が380万人。
本調査は、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」およびPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」のデータを基に集計した。