レノボ・ジャパンは2016年12月13日、独自のキックスタンドを搭載し、利用シーンに合わせて4種類のモードを使い分けできるタブレット「YOGA Tab 3」シリーズの新製品として、10.1型WQXGA(2560×1600ドット)IPS液晶を搭載する2モデルを発売した。180度回転式の小型(ピコ)プロジェクターを内蔵した「YOGA Tab 3 Pro 10」追加モデルと、新モデルの「YOGA Tab 3 Plus」で、いずれもOSはAndroid 6.0である。

YOGA Tab 3 Pro 10
YOGA Tab 3 Pro 10
(出所:レノボ・ジャパン)
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 YOGA Tab 3 Pro 10は、ヒンジ部にプロジェクターを内蔵し、最大70インチの大画面を投映できる。前面には4つのJBLスピーカーを搭載。鉛筆など導電性のある先端部を持つものならポインティングデバイスとして使えるAnyPenテクノロジーに対応する。きょう体はIPX1準拠の防滴仕様。

YOGA Tab 3 Pro 10
YOGA Tab 3 Pro 10
(出所:レノボ・ジャパン)
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 追加モデルは、WQXGA液晶や、4GBのメインメモリー、64GBのストレージを搭載する。そのほかの仕様は従来モデルと同様で、インテル Atom x5-Z8550プロセッサーと大容量10200mAhバッテリーを搭載し、約18時間の連続駆動が可能。本体寸法は幅247×奥行き179×高さ4.68mm、重さは約665g。同社直販「レノボ・ショッピング」価格は、Wi-Fiモデルが6万5800円、LTEモデルが7万800円。

YOGA Tab 3 Plus
YOGA Tab 3 Plus
(出所:レノボ・ジャパン)
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 YOGA Tab 3 Plusは、WQXGA液晶と4つのJBLスピーカーを搭載し、ホームシアターのような臨場感で動画を再生できる。また、他の端末の画面や音楽データを共有できるMedia Cast機能を搭載。スマートフォンの画面をタブレットの高解像度画面で表示したり、スマートフォンに保存された音楽データをJBLスピーカーで再生したりできる。

YOGA Tab 3 Plus
YOGA Tab 3 Plus
(出所:レノボ・ジャパン)
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 Qualcomm Snapdragon 652プロセッサーと3GBのメインメモリー、32GBのストレージを搭載。きょう体はIPX2準拠の防滴対応。大容量9300mAhバッテリーで約18時間の連続駆動が可能。本体寸法は幅247×奥行き179×高さ4.68mm、重さは約637g(Wi-Fiモデル)、約644g(LTEモデル)。レノボ・ショッピング価格は、Wi-Fiモデルが4万2800円、LTEモデルが4万7800円。

「YOGA Tab 3 Pro 10」の製品情報
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