電子マネー事業者の楽天Edyは2016年12月5日、非接触通信技術のNFC(Near Field Communication)機能を搭載したAndroidスマートフォン端末を使ってEdyカードに電子マネーをチャージできる「Edyチャージ」アプリの提供を始めた。Google Playストアからダウンロードして利用できる。

図●楽天Edyの「Edyチャージ」アプリの利用イメージ
図●楽天Edyの「Edyチャージ」アプリの利用イメージ
(出所:楽天Edy)
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 Edyのカードをスマートフォンにタッチした状態でアプリを操作すると、楽天会員情報として登録済みのクレジットカードからEdyカードへチャージできる()。残額や利用履歴の確認、「Edyギフト」の受け取りも可能だ。

 こうした機能は「おサイフケータイ」対応機ならスマートフォン単体で利用できる。だが、近年増加しているSIMフリー(SIMロックフリー)のAndroidスマートフォンはおサイフケータイ非対応の機種が多い。Edyチャージアプリを提供することで、非対応機の保有者がEdyを利用しやすくする狙いがある。

 対応機種は、米グーグルの「Nexus 5X」「Nexus 6P」やファーウェイ・ジャパンの「honor 8」「P9」など。機種は順次拡大するとしている。