日本ユニシスは2016年12月6日、タイムアウト東京のコンテンツを活用した、外国人観光客向けデジタルコンテンツサービスを提供すると発表した。第1弾として、渋谷ヒカリエで12月9~10日に開催する「まちてん2016」のブース展示の中で、タイムアウト東京の“To Do”ガイドに情報付加してデジタル配信するサービスを出展する。

(出所:日本ユニシス)
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 タイムアウトは、1968年にロンドンで創刊されたシティガイドで、現在は、世界109都市41カ国に展開する。タイムアウト東京は2009年にスタートし、日本語・英語・中国語などで東京の情報を国内外に発信している。観光スポットを“TO DO”スタイルで紹介することで、観光客の実際の行動を促すのが特徴。

(出所:日本ユニシス)
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 日本ユニシスは2015年から、観光分野での事業展開を強化している。訪日外国人向けサイト「Samurai Trip」、多言語接客支援サービス「WaviSaviNavi」など、観光客の旅を一環してサポートするデジタルコンテンツサービスの充実を図ってきた。今回のタイムアウト東京からの情報提供もその一環。

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 まちてん2016のブース展示では、タイムアウト東京の「渋谷でしかできない101のこと」のマップから20店舗程度を選定。まちてん2016参加者を店舗へ誘導し、専用スマートフォンアプリから写真やコメントを展示サイネージに投稿できるイベントを実施する。

(出所:日本ユニシス)
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 両社は今後、自治体やDMO(Destination Management Organization)に対して今回のブース展示と同様のソリューションを提案し、2020年までに50拠点への展開を目指す。

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タイムアウト東京のWebサイト