イデア・レコードは2016年12月6日、同社が提供している勤怠管理クラウドサービス「CREW CHECKER」で管理している勤怠データを、freeeの会計クラウドサービス「クラウド会計ソフト freee」に取り込めるようにしたと発表した。会計ソフトに勤怠データを入力する手間を省力化した。

freeeが読み込めるフォーマットで勤怠データをファイル出力する
freeeが読み込めるフォーマットで勤怠データをファイル出力する
(出所:イデア・レコード)
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 CREW CHECKERとfreeeを、ファイルを介してデータ連携させる。具体的には、CREW CHECKERの管理画面で、従業員情報と勤怠情報の各データファイルをダウンロードし、これをfreeeの管理画面にアップロードして読み込ませる。人手による再入力の手間を無くす。

 今回イデア・レコードは、freeeが読み込めるデータフォーマットで勤怠データを出力できるようにした。これまでも、勤怠データをAPIを介して出力したり、ファイルとして出力したりできていたが、ファイル出力時のデータフォーマットが異なるため、そのままの形ではfreeeに登録できなかった。

 CREW CHECKERは、Webブラウザーやスマートフォンアプリケーション(Android/iOS)から出勤・退勤の情報を入力できる。オプションの周辺機器を使えば、FeliCaカードによるデータ入力や、指静脈認証デバイスによる本人認証もできる。

 費用は以下の通り。CREW CHECKERは、1ユーザー当たり月額250円(税別)。データ連携先のfreeeは、社員3人までで月額1980円(消費税込み)、4人めからは一人当たり月額300円(同)を追加する。