インターコムは2016年12月5日、顧客のPC画面をオペレーターと共有することで非対面での販売・サポートを支援するクラウド型リモートサポートソリューション「RemoteOperator」の最新版「Ver.2.2」を12月4日から提供開始したと発表した。

 最新版ではオペレーター管理を強化した。具体的には各オペレータのリモートサポート中の画面をコマ送り映像で管理者PCに一覧表示する「リモートモニタリング機能」を追加した。顧客側のOSやIPアドレス、接続経過時間(リモートサポート時間)なども確認できるため、不正なオペレーションを確認した際は接続を強制的に遮断できる。

 加えて、リモートサポートの対象OSにiPhone/iPad(iOS 8.x/9.x/10.x)を追加。シェアトップであるiOS端末のリモートサポートに対応することで、金融機関のFinTech推進を支援するとした。

 接続ステータス表示の追加や、対応メモ機能の追加、オリジナルダウンロードページ設定、レーザーポインターの固定表示などの新機能も搭載した。

 これら新機能はフル機能を実装したエンタープライズ版だけでなく、基本機能を搭載したエントリー版でも使える。利用料金は、エンタープライズ版の1同時接続ライセンス年間30万円(税別)から。エントリー版は1社1ライセンスのみ限定で年間5万円(税別)から。

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