BSジャパン、バスキュール、HAROiD、KDDIの4社は2016年12月1日、例年12月に出現する「ふたご座流星群」に合わせて、スマホとテレビが連携した新しい流星体験の提供を狙いとする「流星放送局プロジェクト」を同日から12月15日まで実施すると発表した(図1)。

図1●スマホを空にかざして流星群を楽しむ(図の提供はHAROiD、以下同)
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図1●スマホを空にかざして流星群を楽しむ(図の提供はHAROiD、以下同)

 プロジェクトは大きく二つから構成する。一つは、スマートフォンを空にかざすと流星を体感できるWebサイト「流星放送局」の開局である。利用者のスマホやテレビに対して、検知した流星の情報をリアルタイムで通知する。さらに、スマホを空にかざすことで、河口湖の星空のライブ映像を体感できる (図2)。

図2●流星放送局サイトの展開と通知イメージ、CHARiNポイントの獲得
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図2●流星放送局サイトの展開と通知イメージ、CHARiNポイントの獲得

 このWebサイトでは、期間中に流星を発見したり、願いことを投稿したりすると、HAROiDが発行・運営するテレビ共通ポイント「CHARiNポイント」を獲得できる。このポイントを使って、プロジェクトに関連する各種企画に参加したり、プレゼント応募が可能となる。

 もう一つは、ふたご座流星群のピークに近い2016年12月13日の20時から特別番組をBSジャパンで生放送する。河口湖ステラシアターから流星放送局のWebサイトで集まった利用者の願いを、星をテーマにした楽曲に乗せて流れ星に届けるという企画の番組である (図3)。

図3●テレビ番組とも連動
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図3●テレビ番組とも連動

 この企画で活用するのが、電波を使って流星を検知する「Meteor Broadcaster」(流星検知システム)で、バスキュールが用意した。BSジャパンにおける生放送の間は、流星を検知するたびに番組テロップで通知すると同時に、画面上に利用者からの願い事が、流星のようにながれていくという演出を施す。

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