インターネットイニシアティブ(IIJ)と日本テレビ放送網は2016年12月1日、国内向け動画配信に特化した配信プラットフォームを提供する合弁会社「JOCDN」を同日付で設立したと発表した。

 新会社のJOCDNは、IIJがもつ大規模配信に関する技術力を中心に、日本テレビの動画配信サービスを融合し、高品質で安定した動画配信を実現するCDN(Content Delivery Network)サービスを、放送事業者や動画配信事業者向けに広く提供していく。また今後、民放各局に出資を含めたJOCDNへの参加を呼びかけていく。

 新会社の資本金は9900万円。IIJと日本テレビがそれぞれ50.0%を出資する。JOCDNは、2017年4月から「動画配信事業者向けCDNサービスの提供」「日本の放送通信インフラを支える技術開発」といった事業を開始する。

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