みずほ銀行とソフトバンクは2016年11月25日、FinTechを活用した個人向け融資サービスを提供する合弁会社「J.Score」を設立したと発表した(みずほ銀行とソフトバンクが合弁会社、AI活用しアプリで個人向け融資)。現在は貸金業登録申請中で、事業開始は2017年度前半の予定。具体的な事業内容やサービスの詳細などは後日発表するという。

 J.Scoreの資本金は50億円で、出資比率はみずほ銀行が50%、ソフトバンクが50%。代表取締役社長CEO(最高経営責任者)はみずほ銀行執行役員の大森隆一郎氏、代表取締役副社長CFO(最高財務責任者)はソフトバンクグループ財務部副部長の大庭則一氏が就任した。設立日は11月1日。

 J.Scoreは、みずほ銀行が持つビッグデータやローン審査ノウハウと、ソフトバンクが持つビッグデータや人工知能(AI)によるデータ分析のノウハウを融合した、ローン審査のモデル(スコアリングモデル)を使う。これにより、審査応諾範囲の拡大や競争力のある金利水準を目指す。

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