みずほフィナンシャルグループ(FG)は2016年11月22日に開催した投資家向け説明会で、システム統合・刷新プロジェクトに係る費用が3000億円台前半から3000億円台後半に膨らむ可能性を示した。開発費用が、数百億円増加することになる。

 みずほFGは、勘定系システムなどを一元化するプロジェクトを進めているが、システム開発の完了次期を当初予定の2016年12月から数カ月間延期する方針だ(関連記事:みずほ銀行、勘定系システムの統合・刷新で2度目の延期を検討)。

 開発期間が長引くことや品質強化のために追加テストが生じることなどが、コスト増の原因だという。