セイコーエプソンは2016年11月17日、ビジネス向けプロジェクターの新ラインアップを発表した。今回発表された製品は、超短焦点壁掛けモデル7機種、モバイルモデル3機種、多機能パワーモデル7機種、常設モデル3機種の全20製品。専用ペンによる投写面へ直接書き込みや複数の端末で投写面の共有ができる、壁掛け超短焦点モデルの「EB-1460UT」や、重さ1.5kg、厚さ44mmのモバイルモデル「EB-1795F」など新デザインのモデルに加え、各ラインアップにフルHD以上の高解像度モデルが登場した。いずれも2016年12月より順次発売される予定だ。

 セイコーエプソンのビジネスプロジェクター国内販売台数は2016年8月末現在で2000万台を突破。同社によるとプロジェクターの世界シェアの33%を占め、国内シェアでは21年連続で1位を維持している、という。今後一年間の販売目標は約15万台を目指す。

壁掛超短焦点モデルの新製品EB-1400シリーズによる、共有ホワイトボード機能を使ったテレビ会議のデモンストレーションが行われた。画面を分割して、テレビ会議の画面とパソコンの画面を同時に表示し、投写画面や書き込んだ内容もリアルタイムで共有している
壁掛超短焦点モデルの新製品EB-1400シリーズによる、共有ホワイトボード機能を使ったテレビ会議のデモンストレーションが行われた。画面を分割して、テレビ会議の画面とパソコンの画面を同時に表示し、投写画面や書き込んだ内容もリアルタイムで共有している
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