Amazon Web Services(AWS)のクラウド環境をフルマネージド型で提供するcloudpack(運営会社はアイレット)は2016年11月16日、AWSを使った動画配信をする際の手法をまとめたホワイトペーパー「cloudpackライブストリーミングホワイトペーパー」を公開した[ホワイトペーパーのダウンロードサイト

ライブストリーミングホワイトペーパーの公開サイト(一部抜粋)
ライブストリーミングホワイトペーパーの公開サイト(一部抜粋)
出所:cloudpackのサイト
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 同社はAWSを活用した動画配信サービス「streampack」を2016年7月に提供開始している。本ホワイトペーパーでは、インターネットを通じた動画のライブ配信をしたいユーザーに対し、基礎知識や必要となる技術要素の解説、ライブ会場での注意事項などを整理している。

 顧客向けの動画のライブ配信環境を、手軽かつ安価にAWS上に構築できるというサービス「streampack LIVE」の活用例を参考に、ライブ配信決定からの準備やリハーサル、本番までの具体的な過程について、留意点なども解説する。streampack LIVEは初期費用が1万円(税別、以下同)で、1時間当たりの利用料は5000円から。データ転送費用はCDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク、コンテンツ配信ネットワーク)専用プランの場合、1GB当たり0.1ドル。

 同社はこれまでもAWS利活用の促進などを目的としたホワイトペーパーを5種類公開済み。cloudpackが提供するサービス基盤に対するセキュリティの取り組みなどは、「セキュリティホワイトペーパー」にまとめている。サーバーレス運用を実現するために、イベント駆動型のコード実行サービス「AWS Lambda」を使った開発手法を解説する「サーバーレス開発ホワイトペーパー」もある。