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 米Googleは現地時間2016年11月15日、プリント写真(印刷された写真)を手軽にスキャンしてデジタル化する「PhotoScan」アプリケーションを発表した。日本語にも対応し、Android版iOS版を無償で入手できる。

 Googleの説明によると、PhotoScanはわずか数秒で紙焼き写真をスキャンして取り込める。写真の端を自動的に検出してトリミングし、スキャン時の向きにかかわらず正しい方向に画像を回転する。フォトフレームに収められた写真をスキャンした場合でも、光の反射を自動的に除去する。

 デジタル化した画像はワンタップで「Google Photos」に保存でき、整理、検索、共有が手軽に行える。

 またGoogleは、Google Photosの編集機能の強化も明らかにした。新しい編集ツールを利用するには、任意の画像を開いて鉛筆アイコンをタップする。「Auto(自動)」を選ぶと、露出や彩度を簡単に補正できる。12種類のフィルターを適用して加工できるほか、明るさや色について、露出、コントラスト、ハイライト、シャドウや色温度、肌の色などを詳細に調整できる。

 編集機能を強化したGoogle Photosは、Android版、iOS版、Web版を同日より順次利用可能にする。

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