米LinkedInは現地時間2016年11月9日、パーソナル化した広告メッセージをLinkedIn上の見込み客に送信するサービス「Sponsored InMail」をマーケター向けプロダクトスイートに加えると発表した。すべてのマーケターがSponsored InMailを利用できる。

 Sponsored InMailは、これまで一部企業および組織を対象にパイロットテストを実施していた。Sponsored InMailを使うには、「Campaign Manager」にログインし、広告アカウントを開いて「Create campaign」をクリックする。Sponsored InMailを選択してメッセージを入力し、ターゲット層の属性や予算を設定する。

 文字数の制限はなく、関連性の高いメッセージを作成し、リード獲得につなげるためのCall to Action(CTA)ボタンを追加できる。メッセージはユーザーがLinkedIn上でアクティブなときのみ送信される。

 なお、この前日には米Facebookが「Messenger」アプリケーションをアップデートし、すべてのFacebook広告主が広告メッセージを配信できるようにした。また米Twitterは先週、ダイレクトメッセージ(DM)で自動返信するボット機能を企業向けに提供すると発表している(米VentureBeatの報道)。

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