ソフトバンクグループ(SBG)は2016年11月8日、プログラミング教育や社会貢献への活用を目的に人型ロボット「Pepper」を3年間自治体および非営利団体に貸し出す「Pepper 社会貢献プログラム」を発表し、同日から応募受け付けを開始した。受付期間は11月21日まで。

 同プログラムは、SBGが社会貢献活動として取り組むもの。公立小中学校で3年間Pepperを活用したプログラミング授業を実施する「スクールチャレンジ」と、Pepperを活用した社会貢献につながる取り組みを提案した非営利団体に3年間貸し出す「ソーシャルチャレンジ」の2つを実施する。

 スクールチャレンジでは、各校のプログラミング授業内で児童・生徒が制作したPepperアプリケーションや関連する取り組みを発表するコンテストを、自治体が3年間毎年実施することなどが応募条件となる。SBGは、各自治体が選出したチームの中から最優秀チームを決める大会を毎年開催する。

 応募状況に応じて、最大100校程度の学校および15団体程度の非営利団体に貸し出す予定。貸出期間は2017年3月~2020年3月。選考結果は、2016年11月30日に応募自治体・団体にメールで通知する。

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