NTTデータ傘下のコンサルティング会社であるクニエは2016年10月24日、NTTコミュニケーションズが2016年10月31日から提供を始める人工知能(AI)サービス「Communication Engine “COTOHA”」(COTOHA)の国内展開で協業すると発表した。COTOHAの導入を検討する企業向けのコンサルティングサービスなどを提供する。

 COTOHAは顧客や業務担当者の支援を目的に開発された「バーチャルエージェント」。多種多様な業務の自動化や意思決定の迅速化を支援するという。NTTメディアインテリジェンスの日本語処理技術と米IPsoftのAI技術を活用したもの。自然な日本語の会話や文章を理解でき、自然な会話によるコミュニケーションを通して人間の意図を解釈して、最適解を提示するという。

 クニエはAIのビジネス活用に関するコンサルティング経験や知見を基に、COTOHAの業務適用の可能性や効果を評価するサービスを提供する。COTOHA適用による業務全体の最適化構想を策定したり、定着化を支援したりする。COTOHAを活用した新たなビジネスモデルの検討や構築の支援も担う。

「Communication Engine “COTOHA”」のサービス紹介
クニエのWebサイト
NTTコムのWebサイト