NTTドコモは2016年10月19日、都内で「新サービス・新商品発表会」を開催し、2016年冬と2017年春に向けた新製品を発表した(関連記事:NTTドコモが2016年冬春モデル発表会、ケータイ新料金やドローン実験を発表写真1)。

写真1●NTTドコモが冬春モデル13機種を発表
写真1●NTTドコモが冬春モデル13機種を発表
[画像のクリックで拡大表示]

 発表した新端末は、「ドコモスマートフォン」7機種、「ドコモケータイ」2機種、「ドコモらくらくホン」2機種、「キッズケータイ」1機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の合計13機種。

 なお韓国サムスン電子の「Galaxy Note7」については、発売を見送ったことを明らかにした。「当初はラインアップに入れることを検討していたが、今回は取り扱わないという判断を下した。サムスン電子からも、日本国内での発表は見送りたいとの話があった」(NTTドコモ 代表取締役社長の吉澤和弘氏)と説明した(写真2)。

写真2●Galaxy Note7について語る吉澤社長
写真2●Galaxy Note7について語る吉澤社長
[画像のクリックで拡大表示]

ドコモ初のオリジナルスマホ「MONO」、一括価格は648円

 ドコモ初のオリジナルスマートフォンとしては、ZTE製の「MONO MO-01J」を発表した。12月上旬に発売する(写真3)。

写真3●MONO MO-01J
写真3●MONO MO-01J
[画像のクリックで拡大表示]

 従来のドコモスマートフォンでは、端末メーカーからの提案を受け、取り扱いの可否を決めるのが通例だったという。これに対してMONOは、ドコモ自らが企画・開発を手がけ、ZTEが設計・製造を担当したドコモオリジナルの端末と位置付けている。

 MONO本体にZTEのロゴはなく、本体前面にドコモ、背面に「MONO」のロゴを備えるのみ。本体カラーはホワイトとブラックの2色になる(写真4)。

写真4●MONOの背面
写真4●MONOの背面
[画像のクリックで拡大表示]