NHNテコラスは、10月21日(金)まで開催中のIoT Japan 2016(ITpro EXPO 2016と同時開催)で、Androidタブレットを使ったPOSレジ「POSSTAR」をデモ展示した。2016年9月末にソラコムのIoT(インターネット・オブ・シングズ)向け通信サービス「SORACOM Air」に対応したことで、通信費を大幅に抑えた使い方が可能になった。

「POSSTAR」の本体はAndroidタブレット。顧客向けに会計金額を表示する部分にはスマートフォンを使っている
「POSSTAR」の本体はAndroidタブレット。顧客向けに会計金額を表示する部分にはスマートフォンを使っている
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 「Wi-Fiルーターなどを用意すると月に数千円程度の通信費がかかる。SORACOM Airなら、レジの画面に商品画像を使わないといった工夫をすれば月額400円程度に抑えることも可能」と担当者は説明する。

 POSSTARは、POSレジの基本的な機能のほかに、同社が提供する多店舗経営支援システム「TEMPOSTAR」との在庫連動機能を備える。実店舗の在庫の変化をEC店舗にリアルタイムに反映する。