日本デジタルオフィスは、2016年10月19日~21日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITpro EXPO 2016」で、2016年10月19日に発表したクラウドサービス「do!bookIICloud/for Azure」を展示している。同サービスはプレゼン資料や会議資料といったドキュメントを編集・閲覧できたり、会議などでプレゼンテーションとして利用できたりする機能を提供する。
同社のブースでは実機でのデモを実施するほか、ブース内に設けたミニセミナー施設で同サービスの主要機能や活用法をデモを交えながら紹介している。
同サービスは様々なフォーマットのドキュメントをクラウド側に登録する。利用者は検索して特定ページを抜き出して新しいドキュメントを作成できる。写真やビデオを追加するといった編集も可能。通常はWebブラウザーから利用できるが、専用アプリを使うとオフライン環境でも編集できるという。
会議におけるコミュニケーションツールとしての側面も持つ。ドキュメント上に書き込んで相手に見せたり、コメントを挿入したりできる「ホワイトボードSNS機能」が機能する。端末を紛失した場合に備え、閲覧データは暗号化できる。
同サービスはパブリッククラウド版の「do!bookIICloud」と、米マイクロソフトのAzure上で動作するプライベースクラウド版の「do!bookII for Azure」をそろえる。do!bookIICloudの料金は、ユーザー数とデバイス数が無制限で、登録ファイルが500ファイルまでで5000ページまでの場合。年額80万円という。