ディー・オー・エスは2016年10月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催中の「ITPro EXPO 2016」展示会場で、IT資産管理ソフト「System Support best1(SS1)」を展示している。

ディー・オー・エスのブース
ディー・オー・エスのブース
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 SS1は、企業内のPCやサーバーなどのハードウエアをはじめ、ネットワ-ク機器、管理対象PCに搭載されているソフトウエアのライセンスなどの情報を自動収集し、単一の画面で管理する。セキュリティパッチ適用やファイルの一括配布など、PCの運用を支援する機能も備える。

 2016年3月に発売された最新版「SS1 ver.8」では、ログレポート機能が強化された。具体的には、許可されていないデバイスの使用やWeb閲覧などのポリシー違反を、部門別/支店別などの単位で集計し、管理者に通知する。また、管理対象PCからの無線ネットワーク接続の監視/制限も可能となった。指定のSSIDのみを接続可能とし、違反があった場合には、警告メッセージの表示し管理者に通知される。さらに、社内サーバーやPCから、OneDriveなどのクラウドサービスにアップロードしたログも記録されるとのことだ。

 ディー・オー・エス営業統括本部営業企画部営業企画課係長の篠原敬氏は、「SS1の最大の特徴は、すべての機能を一つの管理画面で操作できるわかりやすさだ。“Excelライク”な操作感で検索したり並び替えたりできる」と、製品を訴求する。

「System Support best1(SS1)」の管理画面。慣れ親しんだExcelと同様に操作できるのが特徴だ
「System Support best1(SS1)」の管理画面。慣れ親しんだExcelと同様に操作できるのが特徴だ
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ブース内でSS1のデモを担当する営業統括本部営業企画部営業企画課係長の篠原敬氏
ブース内でSS1のデモを担当する営業統括本部営業企画部営業企画課係長の篠原敬氏
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 すでに1000社超の企業に導入実績があり、「(管理対象)PCが30台程度の小規模企業から2万台の大規模企業まで活用している」(篠原氏)とのこと。参考価格は、管理対象のクライアント台数100台で50万円(税別)からとなっている。