東京ビッグサイトで2016年10月19日から21日まで開催されている「ITpro EXPO 2016」で、パナソニックは同社の業務用端末の主力製品である「Let's note(レッツノート)」や「TOUGHBOOK(タフブック)」などの活用事例を紹介した。同社がレッツノートとタフブックを発売して2016年で20周年になるのを記念し、これらの製品が実際の現場で活用されている例を紹介。工場や倉庫内での運輸・物流管理や、屋外での業務に向けて、同社の強みである防水機能や高い耐衝撃性能を強調した。
パナソニックは、持ち運びに便利なレッツノートや、通常の作業現場や屋外での業務で十分な耐久性を持つタフブックを販売する。ここ数年は、使いやすさの面からタブレット型の製品も多く展開しており、耐久性を持たせることでさまざまな用途に使えるとした。
工場や倉庫内での運輸・物流管理用途では、作業車両やフォークリフトにタブレットなどの端末を設置し、物品の管理や書類やメモの管理・送信ができる例を紹介した。これらの車両は振動や衝撃が大きく、通常の端末では現場で使用できない。パナソニックはIT化が進んでいなかったこれらの現場を改善することで、業務の効率化が図れるという。
また会議室での使用を想定した製品も紹介した。大画面の4Kタブレットを使用することで、会議室で紙やホワイトボードを使用しなくても情報の共有や発信が可能になる。