2016年10月19日に開幕した「ITpro EXPO 2016」の会場で、NTTネオメイトは「AQStage(アクステージ)」ブランドで提供しているクラウド型のサイバー攻撃対策サービスを展示している。

DaaSサービス「AQStage 仮想デスクトップ」の展示
DaaSサービス「AQStage 仮想デスクトップ」の展示
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 端末側のセキュリティ対策としては、クラウド上に用意したパソコン環境を遠隔から利用するDaaS(デスクトップ・アズ・ア・サービス)である「仮想デスクトップ」や、「アプリケーション仮想化」を展示。電子ファイルを自動で暗号化して標的型攻撃などを受けた際のファイルの解読を防ぐ「ファイル情報漏えい防止システム」や、パソコンやスマートフォンなど業務端末のセキュリティを一元管理するサービス「ISM(IT Security Manager)」も紹介している。

 企業内にある重要データを暗号化して身代金を要求する新手の攻撃手法「ランサムウェア」への対応策としてアピールしていたのが「クラウドデータバックアップ by Druva」だ。パソコンなどのデータをクラウド上に自動バックアップするサービスで、システム管理者が端末のバックアップ状況を一括管理する機能や、管理画面上で不正なファイルがないかチェックする機能も備えるという。