2016年10月19日から21日まで東京ビッグサイトで開かれている展示会「ITpro EXPO 2016」で、ジェムアルトは「ソフトウエア収益化戦略」と題して、製造業向けのデジタル化戦略を紹介。IoT(インターネット・オブ・シングズ)として、デバイスやソフトウエアのライセンス管理の事例を展示している。

ジェムアルトの「ソフトウエア収益化戦略」展示ブース
ジェムアルトの「ソフトウエア収益化戦略」展示ブース
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 このうち米大手デバイスメーカーの事例として、海外工場の生産ラインから非正規品が流出するのを防ぐ「ソフトウエアライセンス供与ツールキット」を導入例を紹介している。同じデバイスに対する機能別ライセンスによって製品構成の管理コストを抑えたり、ユーザーの利用状況に応じて従量課金が実現できたりするという。

 また米IT企業の事例として、パッケージソフトのライセンス管理を一元化することで、製品ごとに分かれていたポータルサイトの利便性を高めて、約8カ月ほどで顧客満足度を大幅に高められたという事例を説明している。