アイジェットとスマメ、「X人の」の3社は2016年10月14日、3Dプリンターと3Dデータをパッケージ化した定額利用サービス「ラクツク」を、同日からソフトバンクのプラットフォームサービス「+Style」で募集開始したと発表した。24回分割払いで月額6900円(初回のみ8820円)。配送は2017年2月上旬の予定。

「ダヴィンチ1.0 Pro “ラクツク”エディション」
「ダヴィンチ1.0 Pro “ラクツク”エディション」
(出所:XYZプリンティングジャパン)
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 3Dプリンター本体に、サービスコンシェルジュや3Dデータコンテンツの配信、Webマガジンなどを組み合わせたサービス。3Dプリンターを活用してもらうため、販売だけでなく継続的に利用する仕組みを用意した。

 3Dプリンターは、XYZプリンティングジャパンの「ダヴィンチ1.0 Pro “ラクツク”エディション」を提供。熱溶融樹脂積層(FFF)方式の3Dプリンターで、最大プリントサイズは幅200×奥行き200×高さ200mm、積層ピッチは0.1~0.4mm(0.05mm刻み)。

 “ラクツク”エディションでは、インテリアとしても使用できるとするシックなデザインを採用したほか、ラクツクの3Dプリンター用コンテンツ提供システムに対応した。本体寸法は幅468×奥行き558×高さ510mm、重さ約23.5kg(本体のみ)。

 このほかにもサービスコンシェルジュは、専門家によるカスタマーサポートを提供する。ラクツクに関する相談や3Dプリンターに関する悩みを解決できるという。

 3Dデータコンテンツ配信では、巨大神像、盆栽、東京地図など様々な3Dデータを定期的に配信する。今後多くのIP会社とライセンス契約し、コンテンツを追加する予定。

 Webマガジンは、3Dプリンターの使い方に関する情報や、3Dプリンター関連ニュースなどを提供する。

「ラクツク」のWebサイト