米Microsoftは現地時間2016年10月7日、米ニューヨーク市で発表イベントを開催することを明らかにした。米東部時間10月26日午前10時より、ライブストリーミングを行う予定。

 複数の米メディア(Thurrott.comThe VergeForbesCNETなど)の予想では、Surfaceブランドの大型タブレット端末「Surface Pro」およびノートパソコン「Surface Book」の新モデルは発表されない可能性が高い。Thurrott.comは、これらデバイスの新版は2017年春以降になると見ている。

 また、かねてより噂のあるSurfaceブランドのスマートフォン(通称「Surface Phone」)も登場しない見込み。

 しかし、Surfaceブランドのマウスやキーボード、あるいはAll-In-One型デバイスが発表される可能性がある。

 リストバンド型ウエアラブル端末「Band」については、開発終了が報じられているため、新モデルの発表はほぼ無いだろう。

 今回のイベントは、昨年10月6日に開催されたイベント(関連記事:Microsoft、Windows 10搭載「Surface Book」や「Surface Pro 4」など発表)ほど大規模にならないと、The Vergeは見ている。

 イベントの専用ページには「Please join us to see what's next for Windows 10.(Windows 10の次の段階を見に来てください)」と記載されており、Surface関連よりもWindows 10に重きが置かれると考えられる。パソコンメーカーによる新たなWindows 10搭載製品の紹介や、来年実施される大型アップデートによるWindows 10の新機能および将来ビジョンなどの発表が期待される。

 CNETによれば、Windows 10の「Paint」アプリケーションの刷新版を紹介する動画がリークし、「Waking Cat」というアカウントからTwitter上に公開された。新版Paintは3Dオブジェクトを手軽に作成できるという。

 また米Forbesは、Windows 10とクラウドサービスとの連携についても発表があると予想している。

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