民泊サービスの米Airbnbが、創業者や幹部らの持ち株売却により約5億5500万ドルの資金を調達したと、複数の米メディア（ForbesやBusiness Insider）が現地時間2016年9月22日に報じた。Airbnbは今回の資金調達に関する報告書類（Form D）をすでに米証券取引委員会（SEC）に提出している。

　最初に伝えた米Fortuneによれば、これは現在実施している投資ラウンドの一環で、Airbnbの企業価値は約300億ドルと見積もられる。同投資ラウンドでは合計8億5000万ドルの調達を目指す。

　米Wall Street Journal（閲覧には有料登録が必要）によると、同投資ラウンドは米Alphabet傘下の投資事業Google Capitalおよび米Technology Crossover Venturesが主導している。ちなみに昨年実施した投資ラウンドにおけるAirbnbの評価額は255億ドルだった。