国内最大のMSO(ケーブルテレビの統括運営会社)であるジュピターテレコム(J:COM)は2016年9月21日、マンション共用部向けの低圧電力小売りサービスとして、新たに「J:COM電力 共用部コース」を設定し、9月22日に提供を開始すると発表した。

 J:COMは、2012年に大規模マンション向け高圧一括受電サービス「J:COM電力 マンション一括コース」を開始、2016年4月からは低圧電力小売りサービス「J:COM電力 家庭用コース」の提供も開始した。

 今回の共用部コースは、分譲マンションの共用部で使用される電力を対象としたメニューであり、集合住宅向けに地域電力会社に比べて電力料金を割り引いて提供する。「電灯用のみメニュー」と、「電灯用+動力用メニュー」の2種類を提供する。

 J:COMは、この共用部コースを、集合住宅のオーナーや管理組合向けに販売していく。

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