テレビのメタデータを提供するエム・データと、アプリ分析プラットフォームを提供するFULLERは2016年9月20日、両社が業務提携したことを発表した。

 エム・データが提供するテレビCM出稿などに関するメタデータと、FULLERのアプリ分析プラットフォーム「App.Ape」のインストールや利用動向データを組み合わせることで、テレビ露出とアプリ利用の相関関係や効果測定を実現するという。

 同サービスは、アプリ提供者やテレビCMの広告主、テレビ局、広告会社などに向けて2016年11月をめどに提供開始を予定する。データ分析や第一弾のサービス設計および開発は、エム・データ内のビッグデータ解析プロジェクト「ライフログ総合研究所」とFULLERで取り組む。

 新サービスでは、ゲーム、EC系、メディアに該当するカテゴリのそれぞれ上位のアプリにおける日間、月間のテレビCM放送時間と、アプリのインストール数、アクティブユーザー数の相関を分析できるという。一定のインストール数やアクティブユーザー数を獲得するのに、どの程度のテレビCM出稿量が必要かが明らかになり、データに基づいたテレビCM出稿施策の設計が可能になるとする。

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