東急住宅リースとイッツ・コミュニケーションズ(イッツコム)、Connected Designの東急グループ3社は2016年9月15日、賃貸住宅の空室内覧時における利便性向上を目的とした実証実験を9月20日に開始すると発表した。

 今回の実証実験には、イッツコムが提供しているIoTサービス「インテリジェントホーム」機器の一つであるスマートロック(電子錠)と、Connected Designが開発したIoT機器を管理するシステム「Connected API」を活用する。東急住宅リースは空室内覧システムとして「Connected API」を導入する。

 東急住宅リースはこの仕組みを使って、自社によるスマートロックの遠隔開閉や、内覧を希望する顧客がスマートロックの開閉を自ら行うことができる時限式の鍵の送付によって、管理会社や仲介会社の立ち合いなしに顧客が空室を内覧できるようにする。今回の実験は、横浜市青葉区にある東急住宅リースの管理賃貸住宅で実施する。実施期間は2016年9月から2017年1月までの約6カ月間を予定する。

[発表資料へ]