マネーツリーは2016年9月15日、同社の個人資産管理アプリ「Moneytree」と連携するiMessageアプリケーション「ワリカン」を、iOS 10のリリースに合わせてリリースしたと発表した。心理的に負担の伴う“割り勘”のやり取りを快適にする。

「ワリカン」の画面イメージ
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「ワリカン」の画面イメージ
(出所:マネーツリー)

 iMessageグループチャットの宛先人数をカウントして、総額を均等に割り振って金額を伝えるアプリ。グループチャット管理者は、人数の追加や削除を自由に設定でき、参加者ごとに支払い額・支払い状況などの管理が可能。

 アプリ内では「ステッカー」と呼ばれる画像を使ってコミュニケーションし、場の雰囲気を壊さずにグループメンバーに適切な集金メッセージを送信できる。また、遅れてきた・あまり食べていないなどフェアじゃない状況で自分が支払いたい金額を申告する場合など、言葉で伝えにくい気持ちをステッカーで表現できる。

 グループメッセージで総額をシェアするため、誰かが支払いを忘れていたり、実際の支払い額が不透明な場合も、エビデンスを残す。Moneytree最新版をインストールしたiOS 10で利用可能。iMessageアプリケーションの管理設定で「ワリカン」をオンにすると利用できる。

 Moneytreeは、銀行、カード、電子マネー、ポイント、証券を自動で一括管理するPFMサービスで、2013年から提供開始した。

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