HAROiDとロイヤリティ マーケティングは2016年9月14日、ポイント交換に関して提携したと発表した。HAROiDが運営するテレビ共通ポイントサービスである「CHARiN」のポイント交換先に、ロイヤリティ マーケティングが運営する共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」が加わる。

 2016年2月に発表した「CHARiN」は、エンターテインメント連動型ポイントサービスとして2016年7月に本格稼働した。利用者はテレビ番組のインタラクティブ企画に参加したり、ポータルサイト「CHARiN TV」の企画に参加することで「CHARiN ポイント」を獲得できる。獲得したポイントは、番組関連グッズやイベントへの参加といった抽選企画への応募に充当できる。

 HAROiDでは、ユーザーにとってのポイントの魅力と利便性を高めることを目的に、抽選だけではなく確実に獲得できる「ポイント交換」可能なメニューの充実に向け取り組み、その第1弾として「1カ月分のHuluチケットへの交換」を提供してきた。今回、Pontaポイントへの交換も可能になったことで、テレビやネットの世界だけではなく、たまったポイントをリアルの世界に持ち出して利用が可能になる。

 ロイヤリティ マーケティングが運営する「Ponta」は現在、7745万人の会員数を有する。全国の約14万店舗で利用が可能。交換サービスの開始は2016年9月末を予定する。

 ロイヤリティ マーケティングはバスキュール(日本テレビ放送網と共同でHAROiDを設立)と共同で、Pontaとテレビ視聴を連動させた日本初のインタラクティブTV企画を2013年に実施したこともあり(この取り組みの発表資料へ)、いわゆるB2O2O(Broadcast to Online to Offline)にいち早く取り組んだ企業の一つである。

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