米Twitterは現地時間2016年9月8日、ダイレクトメッセージ(DM)に既読通知の機能などを追加したと発表した。

 同日、公式アカウントに短い動画とともに投稿したツイートで明らかにしたもので、このほか、相手が入力している際、そのことを点滅する3つのドット「・・・」で知らせる「タイピングインジケーター」と、リンクを投稿した際にその一部を表示する「Webリンクのプレビュー」も追加した。同社は「DMがこれまで以上にダイナミックになった」と説明している。

 ダイレクトメッセージの既読通知は、自分が送ったメッセージを相手が開いたかどうか確認できるもので、グループ会話の場合は、全員が開いた際に全員既読(Seen by everyone)と表示される。

 こうした機能は米FacebookのMessengerやWhatsAppなどにすでにあるが、Twitterの場合、今回の発表とほぼ同時に配信したiOS、Android向けアプリの最新アップデートで追加した。また現在、既読通知に対応するのはこれらアプリだけで、Web版(twitter.com)は未対応。しかし同社は、今後Webでも同じ機能を追加する予定と説明している。

 既読通知機能は初期設定でオンになっている。オフにしたい場合はアプリの「設定」から「プライバシーとセキュリティー」をタップし、「既読通知の送信/受信」をオフにする。

 Webも同様に「設定」から「プライバシーとセキュリティー」を開き、ダイレクトメッセージ欄にある「既読通知の送信/受信」のチェックボックスのオフにする。これをオフにすると、自分の既読が相手に通知されなくなるが、相手の既読も表示されなくなる。