日立マクセルは2016年9月1日、簡単に持ち運びできて壁や机上などさまざまな場所に投写できるビジネス向け超短投写ポータブルプロジェクター「SP-1J」を10月発売すると発表した。独自の光学技術「自由曲面レンズ・ミラー」などを搭載したことで、従来製品の約3分の1に軽量化した。価格はオープン。

ポータブルプロジェクター「SP-1J」
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ポータブルプロジェクター「SP-1J」
(出所:日立マクセル)

 表示方式にDLP方式を、光源に青色・赤色・緑色のLEDを採用。電源を入れるとすぐに明るくなり、寿命は約2万時間とランプ切れの心配がない。画素数は約104万画素(WXGA相当)、明るさは500ルーメン。明るい場所でも見やすい画像補正技術「オートHDCR(High Dynamic Contrast Range)」、画像の陰影感・精細感・光沢感を改善する高画質補正技術「ACCENTUALIZER」などを搭載した。

 壁面に最大50型まで投写できるほか、本体底面の縦置きスタンドを使って本体を縦置きすることで、机上に36型の投写が可能。投写画面上で手のひらを動かすと、画面をスライド操作できる。インタフェースはHDMIとアナログRGB、USB。また、Miracastに対応し、ワイヤレス投写も可能。

 このほか、専用アプリ「Link+」が動作するNFC対応スマートフォンを近づけて接続すると、端末内の写真や動画などをワイヤレスで転送できる。本体寸法は幅265×高さ65×奥行き198mm、重さは約1.2kg。

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