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 凸版印刷は2016年8月29日、双方向のデジタルサイネージ技術を高級家具調テーブルに組み込んだ一体型サイネージ「コミュニケーションテーブル」を、9月から本格的販売開始すると発表した。これまで販売してきたきょう体一体型モデルを元に、10点タッチ対応の46型タッチパネルディスプレイを木製家具に組み込み、インテリアにマッチしたシステムとして提供する。

 静電式フラットガラスのタッチパネルディスプレイを水平配置した、双方向のテーブル型サイネージ。4Kテレビやプロジェクターなどの他デバイスとのシンクロ表示に対応する。タッチ方式は赤外線方式と静電方式の2種があり、静電方式では画面操作中に資料を広げたり、お茶を出したりすることも可能。メニュー画面は顧客の利用シーンに合わせてカスタマイズできる。

 三菱地所ホームが7月2日にオープンしたシステム設計住宅「WIZE-H(ワイズエイチ)」のモデルハウスに採用された。水平配置した46型ディスプレイを中心に、TVやプロジェクターなどに情報を表示させて、モデルハウスの来場者への新しいビジュアルプレゼンテーションシステムとして使用されている。

 コミュニケーションテーブルの参考価格は300万円から。2017年度に6000万円の売り上げを目指す。

凸版印刷のWebサイト