「せんとくん」が議場に座る一幕も。左は奈良県の一松旬CIO
「せんとくん」が議場に座る一幕も。左は奈良県の一松旬CIO

 2016年8月29日、「都道府県CIOフォーラム第14回年次総会」が奈良県奈良市で開幕した。同フォーラムは、都道府県の情報政策部門幹部が集まって、国や自治体の情報政策について議論する。

 冒頭で、奈良県CIOである一松旬総務部長が挨拶。「地方創生が叫ばれているが、それにはデータ活用が重要になる。そのためにはデータの標準化が必要。マイナンバー、セキュリティといった現在の重要議題に加えて、データ標準化の方法も含めた活用方法についても、フォーラムで議論していただきたい」と提言した。

 フォーラム冒頭では県のマスコットキャラクターである「せんとくん」が登場し、議場に座って挨拶するなごやかな一幕もあった。同フォーラムは、8月29、30日の2日間にわたって開催され、佳境を迎えているマイナンバーシステムと情報提供システムとの情報連携テストや、自治体クラウドのセキュリティや将来像をテーマに、自治体からの報告や討論が行われる。