パーツ取り扱い画面の例
パーツ取り扱い画面の例
(出所:Fablic)
[画像のクリックで拡大表示]

 Fablic(ファブリック)は2016年8月19日、オートバイを売買するスマートフォン向けサービス「RIDE(ライド)」で、パーツの取り扱いを始めた。利用者はマフラーやハンドルといったバイクのパーツを、同アプリを介して売買できる。パーツ売買向けの検索機能を充実させて、サービス拡大を図る。

 RIDEはスマートフォンを介して消費者が商品を直接売ったり買ったりする「フリマアプリ」で、オートバイ特化をうたったもの(オートバイ特化のフリマアプリ「RIDE」、ファブリックが開始)。購入希望者は車種やメーカーで出品を検索できるほか、現在地の最寄りにある出品車両を検索できるなどオートバイ売買用の機能を充実させている。

 新たに始めたのは、バイクに取り付けたり交換したりする部品や消耗品の売買サービスだ。利用者はマフラーやハンドル、荷台、エンジンオイルなどを出品したり購入したりできる。

 オートバイのパーツをネットで売買するには一般的なフリマアプリやネットオークションサイトを使うことが多い。RIDEの新サービスは出品車が適合車種を入力して購入者が自分の車種に合うパーツを探しやすくするなど、「愛好者にとって使いやすいサービスを目指した」(RIDE事業責任者の山本圭樹氏)。

 RIDEでのオートバイの取引は月間100件以上で、月間の流通総額は数千万円。Fablicは今後、配送支援やパーツの交換などサービスを拡充し、年内に月間流通総額1億円を目指す。