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 米Googleは現地時間2016年8月9日、電子メールアプリケーション「Inbox by Gmail」の機能向上について発表した。タスク管理ツール「Trello」およびソースコード共有サービス「GitHub」の更新通知機能を追加したほか、他のGoogleサービスとの統合を強化した。

 InboxはGoogleの「Gmail」と同じ開発チームが手がけるアプリケーション。時間の節約や情報管理の効率化に重点を置き、Gmailとは別に提供している。

 Trelloを利用しているユーザーは、プロジェクトの更新概要を1件の通知で受け取れる。GitHubの利用者は、コード変更や各リポジトリーの問題の概要を1件の通知で確認できる。

 「Google Drive」を使っている場合、Drive上に保存しているファイルのリンクを電子メールに挿入したり、電子メールの添付ファイルをDrive上に保存したりできる。

 「Google Alerts」で設定している新着アラートをニューズレター形式で確認できるようになった。概要が受信箱内で表示され、気になる記事があればクリックして詳しく閲覧できる。

 そのほか、電子メールを新規作成する際、「to」「cc」「bcc」間で宛先をドラッグ&ドロップ操作で移動できる。さらに受信箱で直接メッセージを削除できるようになった。

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