eギフトサービス「giftee」を展開するギフティと、スマートフォンを活用したソリューションサービスを提供するデジマースは2016年8月8日、Webサイトやスマートフォンアプリ内で、ユーザーにデジタルギフトコードをインセンティブとして提供するソリューション「dgift(ディーギフト)」の提供を本格開始したと発表した。

 gifteeで取り扱うドリンクやフードなどのeギフトをコード化し、スマートフォンのアプリやWebサイトを利用するユーザーに配布するソリューション。gifteeは、100円程度の小額ギフトから2000円程度のリラクゼーションチケットまで幅広いギフトをそろえる。ギフトの平均価格は約600円。

 デジタルギフトコードの付与は、入会時やアプリのインストール時、特定のレベルを達成したタイミングなど、様々なシーンを自由に設定でき、多様なキャンペーンに活用できる。当選確率の設定も可能で、全ユーザーを対象としたプレゼントキャンペーンや抽選型のキャンペーンにも利用できる。

 従来のアフィリエイト広告の導入と同様に、Webサイトやスマートフォンのアプリ内にタグを設置するだけで利用を開始できる。ユーザーIDの管理機能により、同一ユーザーへのギフトコードの重複配布を防止できる。また、個人情報を取得せずにデジタルギフトコードを配布できるため、個人情報管理が不要。

 7月から試験運用を開始しており、アプリ導入後の効果として、継続率が約2倍、申し込み数が約120%向上した事例もあるという。

「dgift」のWebサイト
ギフティのWebサイト
デジマースのWebサイト