スカパーJSATホールディングス(スカパーJSAT HD)は2016年8月3日、2016年度第1四半期の連結業績を発表した。

 同年度第1四半期の連結業績は、売上高が397億700万円(前年同期比3.4%減)、営業利益が62億6600万円(同7.0%増)、経常利益が62億8500万円(同8.5%増)、純利益(親会社株主に帰属するもの)は42億8400万円(同13.1%増)だった。売上高は、有料多チャンネル事業における「スカパー!プレミアムサービス」の累計加入件数減少による視聴料収入減少や、宇宙・衛星事業における一部の海外顧客の利用帯域減少による収入減少などにより、前年同期比マイナスとなった。

 一方、営業費用は有料多チャンネル事業における番組供給料および広告宣伝費の減少や、宇宙・衛星事業における一部の通信衛星設備償却完了による減価償却費などの減少により、前年同期比の実績を下回った。この結果、営業利益などは前年同期比プラスとなった。

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