エイベックス通信放送は2016年7月29日、同社が運営しNTTドコモが提供する定額映像配信サービス「dTV」がスマートフォンで360度パノラマ映像が楽しめるVR視聴専用アプリを同日にリリースしたと発表した。

 dTVは、独自のVR専用アプリの開発に加えて、dTV会員以外でも無料で楽しめる3本のオリジナルVR作品の配信を開始した。

 また、夏フェス「a-nation stadium fes. powered by dTV」とタッグを組み、そのライブステージのもようを360度カメラで撮影することが決まった。ライブVR配信(今年秋を予定)により、かつてない臨場感にあふれた映像体験の提供を目指す。

 この発表に合わせて、CRI・ミドルウェアは、VR視聴専用アプリ「dTV VR」向けコンテンツに、CRIのVRムービー再生ミドルウェア「CRI Sofdec2 for VR」が採用されたと発表した。

 ゲートウエイは、VR視聴専用アプリ「dTV VR」に同社スマートフォン向けVRコンテンツ視聴専用アプリ「VR GATEWAY」の技術を提供したと発表した。また、「a-nation stadium fes. powered by dTV」来場者全員に配布予定の「dTVオリジナルVRスコープ」などVRスコープ11万個をサンコーユニットと共同で製造・供給するという。

[エイベックス通信放送の発表資料(PDFファイル)へ]
[VR視聴アプリ「dTV VR」の特設サイト]
[CRI・ミドルウェアの発表資料へ]