ブランド側の管理画面
ブランド側の管理画面
(出所:サイバー・バズ)
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 サイバー・バズは2016年7月26日、ファッション業者間の業務をネットで支援するサービス「Cloud-F」の提供を始めた。開始当初で100のブランドが同サービスの導入を決定済み。ファッションブランドとバイヤー、各事業者間の業務をネットで仲介することで、事業機会の拡大や業務の効率化を支援する。

 Cloud-Fはファッションブランドを運営するアパレル企業の担当者と商品を買い付けるバイヤーが、ネット上で商取引をできるようにしたサービス。展示会などで両者が実施している商取引を基に開発した。

 ブランド側は同サービスのサイト上で仮想的な展示会を開催。商品を出品したり受注を受け付けたりできる。取引中のバイヤー情報の管理や、新規バイヤーの検索も可能。バイヤー向けには、開催中の展示会や商品の検索、取引中のブランドの管理といった機能を提供する。

 正式サービス開始時点で参加した企業は、水着やサーフィン用ウエアのブランド「ロキシー」を運営するクイックシルバー、日本製の素材を使った商品を手掛ける「SETTO」のジャパンブルーなど。このほかパル、Ager、58works、DOYAなどが参加する。