写真1●NTTアド グローバルビジネス推進局の若林祐之アライアンス部担当課長
写真1●NTTアド グローバルビジネス推進局の若林祐之アライアンス部担当課長
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写真2●アプリ利用者のデータを分析した結果の例。国籍によって人気の観光地が違った
写真2●アプリ利用者のデータを分析した結果の例。国籍によって人気の観光地が違った
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 2016年7月20日から東京ビッグサイトで開催している「インバウンド・ジャパン2016」のNTT西日本のブースでは、訪日外国人向けスマーフォンアプリ「Japan Travel Guide」の利用者データを分析した結果を紹介している(写真1)。同アプリを運営するNTTアドは分析データを観光庁や地方自治体に提供している。

 Japan Travel Guideはジェイティービーとの協業に基づいて開発した観光案内アプリで、日本各地の観光スポットを「食べる」「遊ぶ」「買う」の3項目に分類して紹介する。アプリはGPS(全地球測位システム)と連動していて、NTTアドは利用者データを集計して人気の観光地や平均滞在日数などを分析している(写真2)。

 NTTアド グローバルビジネス推進局の若林祐之アライアンス部担当課長は「分析の精度を向上させるためにも、アプリの機能を充実させてより使いやすくしていく」と話す。同社は今年度中にアプリ利用者に観光スケジュールを自動で提案する機能を追加する意向だ。

■変更履歴
記事公開時、若林祐之氏の役職を「アライアンス部担当部長」としていましたが、「アライアンス部担当課長」の誤りです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2016/07/21 15:00]