セブン‐イレブン・ジャパンは2016年7月22日から、マイナンバーカードを使って戸籍証明書を取得できる「本籍地証明書交付サービス」を開始すると発表した。本籍地のある市区町村以外からでも、全国のセブン-イレブン店舗内のマルチコピー機(富士ゼロックス製)で利用できる。2016年7月7日現在、サービスを利用できる自治体は神戸市や奈良県生駒市。

 セブン‐イレブンは2016年5月から生駒市など一部自治体で、市内在住者向けに「本籍地証明書交付サービス」を開始していた。ただ、パソコンなどから利用登録申請が必要で、市外在住者は従来通り市役所窓口か郵便で請求する必要があった。

 新たなサービスでは、市外在住者もマイナンバーカードを使って全国のセブン‐イレブンのマルチコピー機で利用登録を申請すれば、戸籍の全部事項証明書や個人事項証明書、附票の写しを取得できる。交付手数料や利用できる時間帯は自治体によって異なる。