米Twitterは現地時間2016年7月19日、著名人や企業向けに導入している「Verified Account(認証済みアカウント)」の提供を拡大すると発表した。より手軽にオンラインでVerified Accountを申請できるようにする。

 Verified Accountは、著名な個人やブランドのアカウントがなりすましによって悪用されるのを防ぐための機能。アカウントが本人のものであることをTwitterが確認し、その証明として青いチェックマークの認証バッジが付与される。2009年より導入し、現在18万7000近いアカウントがVerified Accountを取得しているという。

 すでにオンライン申請ツールを設置しており、今週中に世界のユーザーが利用できるようにする。音楽やファッション、政治、宗教、ジャーナリズム、メディア、スポーツ、ビジネスなどの分野で活躍するユーザーによって管理され、公共の関心を集めると見なされるアカウントが認証の対象になる。

 申請するアカウントは、認証済み電話番号、確認済み電子メールアドレス、自己紹介、プロフィール画像、生年月日(個人の場合)、ホームページなどが設定されている必要があり、アカウント設定のプライバシー項目でツイートを公開設定していなければならない。

 また、アカウントの審査にあたって、認証を必要とする理由説明や、パスポートあるいは運転免許証のコピーなど、追加情報の提出を求められる場合もある。

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