高速バスを企画・運行するWILLER ALLIANCE(東京・新宿)と、位置情報を活用したスマートフォンゲーム「Ingress(イングレス)」を運営する米ナイアンティック(Niantic)は2016年7月16日、東京・お台場で開催されたIngressの公式イベント「Aegis Nova(イージスノヴァ)」会場で、新型バス「NL-PRIME」を披露した(写真1)。
既に予約受付中で、翌17日から、南関東エリアで運行を始めた。10月までは原則として水・金・土・日・祝日にコースを変えながら運行する。
NL-PRIMEは外装にIngressのラッピングが施されている。内部は通常の窓などを取り払い、各席のタブレットや、大型プロジェクターでIngressの世界観に基づいたアトラクションを実施しながら運行する(写真2、写真3)。
ナイアンティックの川島優志アジア統括本部長(写真4)は、「バスの中にはさまざまな仕掛けがあり、Ingressの世界に没入できるように工夫している。バスに同乗した人同士がリアルの場でコミュニケーションを取れる仕掛けも用意。Ingressの世界観を体現した」と説明した。バスに乗車すると、Ingressで使える限定メダルを入手できる特典もある。