クラウド型の経費精算サービス「Concur Expense」を運営しているコンカーは2016年7月14日、コニカミノルタが2016年5月から6000人規模でConcur Expenseの利用を開始したと発表した。

 コニカミノルタがConcur Expenseを導入した狙いは、経費管理プロセスの効率化と標準化、経費の可視化とガバナンス強化、クラウド利用による工数カットと経費削減などである。

 今後、国内グループ会社への展開やグローバル展開を図る。グローバルでの間接経費管理を実現するほか、グループ全体の経費管理プロセスを標準化するプラットフォームとして活用を進めるとしている。

 Concur Expenseは、領収書から経費精算書を作成し、上長の承認を受け、経理部門が処理する、という一連の経費精算の機能をクラウド型で提供する(関連記事:コンカーが経費精算クラウドに中小企業向けを追加、ウィザードで導入可能)。領収書は、スマートフォンで撮影して添付できる。交通費精算の自動化に注力している点などが特徴。