NTTデータは2016年7月11日、テレビ朝日と連携し、7月14日~17日にテレビ朝日が放送する全英オープンゴルフのテレビ中継において、ゴルフの試合データをインフォグラフィックス化し、テレビ画面上にリアルタイムに表示する取り組みを実施すると発表した。

 インフォグラフィックスとは、情報やデータを視覚的に表現するもの。トーナメント期間中の成績推移や選手間のドライバー飛距離比較など、視聴者が試合映像から把握するのが難しい各種のデータを「より直感的に、より分かりやすく表現することで、今まで以上の興奮を生み出す新しいゴルフ観戦の実現が目的」という。

 NTTデータでは、全英オープンゴルフの大会会場内に巨大なデジタルサイネージ「NTT DATA Wall」(画面サイズは9.6m×11.2m)を設置し、スコアや順位、プレー情報などをグラフィカルに表示する取り組みを行ってきた。今回の取り組みは、NTTデータがNTT DATA Wallで表示している試合データのビジュアルをもとに、テレビの映像表現に適したインフォグラフィックスをテレビ朝日が検討・作成し、テレビ朝日が中継する放送の中で試合状況と連動して表示する。

 インフォグラフィックス化を予定するデータとしては、各選手のトーナメント中の総合データ、フェアウエイのキープ率、パーオン率、平均パット数、平均飛距離、リカバリー率を予定する。

[発表資料へ]